アイドルグループ・日向坂４６の４期生として加入する新メンバーの３人目が、９月２４日にグループの公式ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで発表されました。兵庫県出身で１５歳の正源司陽子（しょうげんじ・ようこ）さんです。
名字由来ｎｅｔによると、「生源寺と語源をともにする。祝部宿禰の子孫。近年、熊本県熊本市に多数みられる」。日本姓氏語源辞典では、「熊本県熊本市。事物。生源寺の異形。熊本県熊本市中央区渡鹿に分布あり」とあります。またまた名字由来ｎｅｔには「祝部宿禰の子孫」と出てきますが、いきなり祝部宿禰っていわれても「いったい誰だ、そいつ」っていうレベル。その辺もわかるように解説してほしいですね。
調べてみたら「祝部成茂」（はふりべのなりもち）なる人物が出てきました。鎌倉時代前期から中期の日吉大社神職の方です。日本の独特な意匠「家紋」に関する情報を発信している播磨屋．ｃｏｍによると、「日吉大社の社司は加茂県主の同族と伝えられる祝部宿禰が、代々継承してきた。その祖は神皇霊産尊とし、天智朝のころの宇志麻呂のときに大比叡神を祀り、祝部宿禰を賜った。以後、その子孫が奉仕をした。十世紀に至って、左方と右方の二流に分かれ、それぞれ大比叡神、小比叡神の禰宜を務めた。のちに左方は生源寺を称し、右方は樹下氏を称した」とあります。
ただ生源寺から、どういった経緯で正源司へと変わったかについては不明です。
